体育会的アプローチと科学的アプローチのお話です。

スポーツ選手の例を挙げます。

選手は、自分の能力を上げるために練習をします。

練習時間と成果については、多くの指導者が、ほぼ比例すると考えているかも知れません。

例えばここに科学的アプローチを加えた場合、指導者はその効果や成果についてどう考えるでしょうか。

運動に関するインフラや指導が進んでいる、いわゆる運動先進国の方がオリンピックでのメダル獲得数が明らかに多いこと、昔に比べて高校生でも球速140kmを超える投手が多く出てきていること、雪国から甲子園やサッカー全国選手権大会での覇者が出てきていること、昔は一国独占状態だったスポーツに、他国が入り込む余地が出てきていること、...等色々とありますが、

これらは単に、「昔と比べて肉体的な進化があるから」という推測の域内で説明がつくことではありません。

反対に退化したアクティビティを見てみると、うさぎ跳び、運動中の給水、野球投手は水泳をしない等、これらは科学的な見地での判断によるものであると言えます。

科学的アプローチ

「考えながら鍛錬する」。

この鍛錬は、練習(筋トレ、ランニング、柔軟体操、バッティング、シュート、素振り、ドリブル、フェイント、etc)、勉強、仕事等色々な言葉に置き換えられますが、いずれの場合も、接頭部の”考えながら”は、意外と多くの人たちが意識していないことだと思います。

”考えながら”の上に”科学的に”が付けば、このフレーズは更に重みを増すことになります。

多くの塾で既に”科学的”なアプローチを導入していることは、疑いの余地のないところだと思いますが、同時に各塾によってその差に大きな隔たりがある現状もあります。

望むべくは、科学的アプローチを顕在化・明瞭化してもらいたく、つまりは「こういうアプローチをする理由は、こういう効果が望めるから、こういう根拠があるから、こういう事実が過去にあったから、科学的にこう証明できるから..」といった解説があることで、そうすれば実際に受け手側も納得して取り組めると考えます。

”科学的アプローチ”に関しては、今のところ”勉学”の分野よりも”運動”分野の方が先行している状況です。

よく聞く、”プロ家庭教師”の定義はよく知りませんが、今後そういった”教育トレーナー・コーチ”のニーズが高まっていくのは疑いのないところです。

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